2020年07月10日

罪の終わり

「罪の終わり」読みました。

東山彰良の「ブラックライダー」の続編で、かつ前日譚です。

時代はブラックライダーで言われていた6・16の前後の時代。ワタシたちのこの現実世界の延長線上にある世界にナイチンゲールが落ちて、世界観、価値観、人生観が転換した時に、主人公のナサニエル・ヘイレンが現れて、人々を殺め、また救う物語です。

この「罪の終わり」のナサニエルと、前作「ブラックライダー」のジョアン・メロヂーヤは対をなす存在だなぁ、と思いました。

ナサニエルとジョアンは人々や世界に為したことは全く違うんですが、二人とも、人を殺め、かつ救うのは同じで、どちらも伝説になったのも同じ。

このタイトルが表す「罪」は何をさしているんだ?って思ったんですが、具体的に何をさすかは解りません。

ナサニエルが彼自身の身近な人を手にかけること、人を殺めて食べること、人を殺めて食べることを良しとしたことかな、とワタシは思いました。

前作「ブラックライダー」を読んだ時は、伝説のナサニエル・ヘイレンは「ブラックライダー」に登場するような武骨で豪快なキャラなのかな?って勝手に想像してましたが、どちらかと言うと、ワタシたちの世界のどこにでもいるようなフツーの若者のようでした(笑)。予想というか、想像が外れましたね。

「ブラックライダー」は読むのがかなり大変な作品やったんですが、この「罪の終わり」は読みやすく、楽しく読めました。また、「ブラックライダー」も読み返したくなりました。

面白かった。

「ブラックライダー」が未読なら、「ブラックライダー」から読んだ方がより楽しめると思います。

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posted by マコト at 05:40| Comment(0) | | 更新情報をチェックする